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飛鳥遺跡公園内にある、石舞台古墳。 ぽかぽか陽気の、絶好のお花見日和で、付近は大渋滞だ。歩きで正解。
花崗岩が積まれたこの古墳は、幅3.5m。高さ4.7m。長さ7.7m。総重量2300t。 地下には横穴式石室があり、中に入ると、意外にもそこは密室では無く、とこ ろどころから、太陽の光が差しこんで来ている。ひんやりしていて気持ちいい。 蘇我馬子の墓という説が有力だが、墳墓は盗掘にあい、真相や闇の中。
古墳の外側には、濠が掘られており、さらにその周りには、丘がある。
まさに石の舞台のようなこの場所で、1400年前に何が行われていたのだろうか? 伝説では、狐が女の姿に化けて踊った、というが、ちょっと出来過ぎ。 しかし、こんなスケールが大きい遺跡が、日本にあるとは知らなんだ。
最後に、歴史公園の丘の上に登り、遺跡を見下ろした。 満開の桜の向こう側に、石舞台が巨象のように横たわっている。 冬は雪化粧で光り輝くらしい。夏の夜はライトアップされるらしい。 また来なければなりません。絶対に。
場所: 飛鳥遺跡公園 石舞台地区内。
入場料: 250円
入場時間: 8:30 - 17:00
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