LOLTUN (ロルトゥン)   
プーク街道最後を締めくくるのは、ユカタン半島で一番の大きさを誇る巨大な洞窟
ロルトゥン。マヤ語で、LOL(花)TUN(石)を意味する。ガイドの後をくっついて滑り
やすい洞窟内を慎重に歩く。公開されているのは全長1km程。

氷河期の名残りである、マストドン、バイソン、マンモスの骨がみつかり、10000年
前の人類の形跡もある。壁画が多数残され、なぜか褐色のマリア様の絵まである。
更にオルメカの影響も見られる。瞑想の部屋には天井から2本の大きな岩が延びる。
これを拳で続けて叩くと、なんと”ロル・トゥーン”と音がする。嘘みたいだが本当だ。

ガイドの説明によると、紀元前300年位まで、住居として使われていたらしい。
そして19世紀にはカースト戦争(Guerres des Castes)の舞台となり、マヤ人がバリ
ケードを築いた。圧倒的にデカク、歴史と浪漫を感じる遺跡だ!

場所: Oxkutzcabの南西10kmに位置する。看板多数あり
入場料: 47ペソ
入場時間: 9:30, 11:00, 12:30, 14:00, 15:00, 16:00

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