水落遺跡  
20年ぶりに奈良を訪れると見せかけ、京都から直接、橿原神宮前へ向かった。
東口を出ると、レンタサイクル屋が目につくが、ここはじっくりと、自分の足で歩
くことにする。

甘樫丘の展望台から明日香村を一望したあと、飛鳥川を渡り、水落遺跡へ。
斉明6年(紀元660年)に、中大兄皇子が築いた、日本初の水時計跡らしい。
日本書紀にそう書いてあったので、たぶん本当だ。

当時の中国の先進文明を取り入れて作った、最新鋭の設備だったらしいが、
今は、遺跡はきれいに復元。整備されていて、ひじょうに日本的である。

駐車場をはさんで反対側には、明日香村埋蔵文化財展示室、と書かれた古い
建物があったが、なぜか閉まっていた。その裏にまわると、石神遺跡と書かれ
た場所があった。整備のされ方が適当で、なんかいい感じだ。まわりの田んぼ
の下にも、色々と遺跡が隠れている事であろう。いい感じです。

場所: バス通りを歩き、「飛鳥」停留所からすぐ。    
入場料: 無料
入場時間: 24時間

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