鬼の雪隠・鬼の俎   
橘寺で二面石を見学。そのあと、道端の亀石をちょろっと見てから、鬼の雪隠。
鬼の俎へ向かう。いやはや、飛鳥は本当に石だらけだ。

まずは、道路右側の階段を少し登り、鬼の俎へ。
縦5m、横3m位だろうか。確かにまな板型だ。しかし、大きなインパクトは無し。
次に、道路から、せり出したところにある、鬼の雪隠へ。
なるほど、真ん中に窪みがあり、ついつい用を足したくなるような形である。

このあたりに住んでいた鬼が、通行人をとっ捕まえて、このまな板で料理して
喰べちゃって、この雪隠で用を足した、という言い伝えが残っているらしい。
でも、どうやら最近の調査結果で、もともとは一体だった古墳の石室が崩れ、
このような配置になった、という説が有力。

ただ、気になるのは「立ち入り禁止 宮内庁」の看板である。
天皇陵では良く見かける看板だが、なぜここに? 宮内庁は関係ないはず。
雪隠だけに何か匂う。大きな秘密が隠されているのは間違いないだろう。

場所: 亀石と飛鳥駅のあいだの、丘のふもと。
入場料: 無料
入場時間: 24時間

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